高校3年生が、大阪市にある「国立文楽劇場」を訪れ、世界無形文化遺産にもなっている文楽(人形浄瑠璃)を観賞しました。
梅花高等学校では多くの芸術に触れる機会がありますが、今回は江戸から続く日本の伝統芸能に触れ、情操を養います。
上演は3部構成となっており、第1部では京都の女が数え唄や羽根つきで遊ぶ様子を描いた短編作品、『二人禿(ににんかむろ)』が上演され、生徒たちは文楽の世界へ引き込まれました。
第2部では『解説』と銘打ち、演者自ら実演を織り交ぜながら、文楽の世界の裏側を紹介。
人形の動かし方、舞台装置のからくりなどが披露され、文楽の入門講座として楽しめました。
第3部では文楽の代表作、元禄赤穂事件を題材にした『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら』が上演されました。
ホールの上部には字幕も流れ、文楽の世界へ入り込みやすいよう工夫されていました。
あまり馴染みのない伝統芸能楽だったようですが、皆楽しむことができたようです。